2014年02月02日 法政大学第二体育会
【2014年02月02日 法政大学第二体育会】
法政大学の夜間部の最後の入試が2003年度に行われた。
2004年度入学試験より二部(夜間)の学生募集は停止された。
ことしは2014年なので、夜間の新規募集がなくなって丸10年が経過した。
学部第二部は、
文学部第二部の日本文学科、英文学科、教育学科が2009年度に閉鎖された。
法学部第二部の法律学科が2010年度に閉鎖された。
経済学部第二部の経済学科、商業学科が2010年度に閉鎖された。
社会学部第二部の社会政策科学科も、2010年度に閉鎖された。
最後に残った法学部第二部政治学科も2011年度に閉鎖された。
法政大学の夜間部の学生は、2012年3月の卒業をもって、いなくなってしまった。
法政大学・学部第二部は今も、新入生の募集を停止している。
学部第二部への編入試験は、実施していない。
私たちの支援の対象である法政大学夜間部の学生がいなくなって2年が経過した。
法政大学第二体育会は、夜間の学生がゼロになってしまったことによって、その使命を終えた。
勉強とクラブ活動は別である。
勉強がなくなっても、クラブ活動が存続することは、構わない。
しかし、宴会に例えれば、一次会は間違いなく終了した。
「まだ飲み足りない方、食べ足りない方、話し足りない方は二次会、三次会へどうぞ」という段階を迎えた。
法政大学には、複数の柔道部が存在する。
学部が違うとか、練習の拠点が違うとか、練習の時間帯が違うとか、練習の内容が違うとか、目指すべきレベルや大会が違うとか、男女の違いであるとか、指導者や指導組織が違うとか、
目的や内容や練習の拠点の違いによって、複数の柔道部が存在することは、構わない。
しかし、今は、体育会柔道部も第二体育会柔道部も、同じ飯田橋の体育館で練習しているらしい。
練習する曜日や時間帯が違うだけらしい。
練習する時間と支援するOB組織が違うだけらしい。
体育会柔道部と第二体育会柔道部とが分かれて練習する意味がどれだけあるのか、よく分からなくなっている。
夜間の新規募集がなくなって10年、夜間の学生がゼロになって2年経過したということで、そろそろけじめをつけるときが来たのではないだろうか。
2020年東京オリンピックまで、金メダルを目指すような選手の育成に努めるという道も残っているが、週に1回や2回の練習では、それは無理である。
毎日、放課後2時間ぐらいは練習しているというなら、存続する価値はある。
コーチや監督が付きっ切りで指導しているというなら、存続する価値はある。
しかし、満足な指導が受けられていない、満足な練習ができていないということでは、学生がかわいそうである。